抗利尿ホルモンの分泌にブレーキ?

Posted by admin on 12月 23, 2015 under Uncategorized, 抗利尿ホルモン | Comments are off for this article

おねしょの治療にあたり、やりたいけれどやってはいけないとされるのが『夜中に起こしてトイレに行かせること。』ですよね。

その理由として、子どもが熟睡しているところを無理矢理に起こすと、睡眠のリズムを乱してしまい、睡眠中に多く分泌されるべき抗利尿ホルモンの分泌にブレーキがかかってしまうことが挙げられています。

もともと抗利尿ホルモンの分泌量が少ないためにおねしょになっている場合もあるわけで、起こす行為はおねしょ悪化につながるという考えかたです。

ただし、大人の身体的問題ならいざ知らず、おねしょの子どもを実験台にしてデータを取るのは実際問題難しいというか不可能に近いというか、倫理的にどうなんだ?と思いませんか?つまり疫学的に信頼できる確固としたデータはないはずでは?

おねしょに悩む子ども100人を集めて、50人は熟睡させ、50人は無理やり叩き起こすなどという実験ができるとは考えれられません。

加えて抗利尿ホルモンの分泌量を知るには血液検査が必要です。

どうやって血液採取するのでしょう?子どもたちは親元を離れ、実験のために医療設備、医療従事者のいる施設で集団生活でもするのでしょうか。

『起こさない』方がいいというのは、経験から導きだされた結論で、正しいと思います。

ですが、その理由が抗利尿ホルモンの分泌量が減るからだと断定するにはちょっと無理がないでしょうか?

睡眠のリズムが乱されて、影響をうけるのがたった一つのホルモン:抗利尿ホルモンだけのはずがありません。

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